【第2回】 3Dスキャン&3Dプリンター講座が開催!

5月にスタートした「PERCHスクール」の第二回目として、
​​「60分でマスター!3Dスキャン&3Dプリンター講座」が開講されました。
今回講師を勤めてくださったのは、株式会社K-relationsの小林社長です。

K-relationsは、映像制作やスマホで撮影した写真をその場で缶バッチにできる「スマ缶」事業を展開しています。最近は、VRやARなどの先端技術を使ったサービスにも力を入れています。

昨今、3Dスキャンや3Dプリントの機材は、ハイスペックなものから趣味でも簡単に使用できる安価なものまで多種多様で、企業から個人ユーザーまで幅広く使われるようになりました。
とはいえ、入力から出力までの一連の作業をひとりで勉強して使いこなすことはそう簡単なものではありません。ちゃんと覚えたいけどさて…と思っていたところに小林社長の講座が降ってきました。ありがとうございます、ナイスタイミングです。

超高精細3Dプリンター「Form 3」を説明する小林社長
遠方の偉い人のために完全配信体制

さて、3Dスキャンはスマホアプリ「Polycamポリカム」を使って、受講者の皆さんが各自持参したものをスキャンしました。最近のアプリは高性能かつ取り扱いが簡単です。スキャンしたものは、たとえば、土偶、フェルトの人形、タチコマぬいぐるみ、樹脂のミギーなど、様々な素材が集まってよい実験になります。

変わったところでは、お菓子のオレオ、セミの抜け殻、自分の小指…
うーむ、それちゃんとスキャンできるんだろうか…
四苦八苦しながらスキャンしている面白い人たちはこちらになります。↓↓↓

オレオをスキャンする人
タチコマを台座にのせてスキャンする人
小指スキャン

こんな感じで真剣にスキャンしたら、こんどは3Dプリントに適したデータに編集する作業です。今回はフリーのソフトウェア​​「MeshLabメッシュラボ」を使いました。自分でスキャンしたデータを加工、余分な部分をカットしていきます。難しいところは小林社長に相談しながら修正。

フェルトの人形を加工する小林社長
まさにオレオですね
スクリーンには棒状の何かが…

データがきれいになったら、今回の参加者の作業は完了となりました。
小林社長にデータを渡して、3Dプリンター専用ソフトを使って出力データとなり、めでたく3D出力となります。

自動で穴埋めされ、サポート材が生成

そしてこちらが後日プリントされた名品たちです。
ご覧ください、きれいにプリントされています。
スキャンもうまくいっています。
それぞれ何だかわかりますか?

短時間で3Dスキャン&プリントのポイントを学ぶことができましたが、(前から思っていましたが)小林社長は道具の使い方を教えるのが上手です。
どんどん新しいツールが世の中に出てくるので、本当に心強い味方だなと改めて思った次第です。多謝!

(ヨノキ)

おまけ

こちらについては「PERCHのお守り」にしませんかと提案するつもりです。

  • URLをコピーしました!